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[24069] Re:[24068] [24067] [24066] [24065] [24064] [24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/25(Tue) 16:30  

> >  とにもかくも生き延びることが肝要に思います。
> >
> >  ボームとの対話で、「人生には意味がない(旨)」が述べられています。ただし、もしも、永遠に、この時間の世界が続くならば!とボームもクリシュナムルティも述べています。
> >
> >  すなわち、未来の人類において、時間の世界からの脱却が成されるのであれば、今の私たちの人生は、意味を有するということです。
> >
> >  人類が魚類からほ乳類と進化したのならば、人類が時間の世界から時間の無い世界へと進化したことになるということです。
> >
> >  だから、たかだか心理的安定に資するというクリシュナムルティ理解による個人的な限界内の出来事が、生き残りに役立つならば、これは未来に種(ホモサピエンス)を繋ぐという、大きな役割を担っているのではないでしょうか。
> >
> >  最小限の衣食住&クリシュナムルティで豊に生き延びることができるのです。種を未来に繋ぐ。
>
>
> 個人が心の安定という事を単なる大きな収入の確保とい事でなく、過去のものからの解放、生に直面して生きることの中に見出すならそれは非常に大きなことです。
>
> それは人類に生じたことであるのですが、実際は、Kはもちろんとして、他のかなりの個人にも生じているという事なのでしょう。
>
> それは人類の総数から見れば取るに足りない数かもしれません。しかしすべてはそこから始まるのでしょう。その少数の人から始まって人類の脳にどのように発火していくか。たぶんそれはその時代の社会状況からして起こる創造的な過程によるので、予想の圏外にあるのかもしれません。
>
> それでも、一個の国家が大きく変わるときは何が動くのか、どのようなことが起こるのか、そして世界の国家が動くときは何が起こっているのかを理解しようと私の心は動きます。
>
> 私は国民一人一人の立場とつながりを、人間の1000億あるニューロンのつながりとその発火、あるいは抑制の機能になぞらえて考えてみるのがとても面白いのです。


 NHKこころの時代にて、クリシュナムルティが取り上げられるのは、いつになることか・・。NHK特集でクリシュナムルティが取り上げられる日はいつになることか・・。本国の大学の哲学科でクリシュナムルティが取り上げられる日はいつになることか・・。

 あるいは、クリシュナムルティの本が、すべて廃刊となり、中古の出品からしか入手できない日が来るのはいつのことか・・。ネットでクリシュナムルティを検索しても、クリシュナムルティ財団が解散し、クリシュナムルティオンラインも無くなり、邦訳サイトも無くなっている時代が来るのかどうか・・。

 かつて年に2〜3冊新刊が出ていたクリシュナムルティの本。この2年間は年間1冊ずつしか出ていない。

 コスモスライブラリー(大野純一氏)がなくなったら、その後、クリシュナムルティの本はどうなるのか・・。


 ゴトさんのお気がかりをお察しいたします。

 クリシュナムルティにだいぶ近い「禅」の国でダメなら、おそらくどこでもダメだと感じています。ブッダ繋がりの大きな縁のある本国でダメなら、どこでもダメでしょう・・。

 ゴトさんや新しい芽さんの貢献には、とても感謝しております。

 


[24068] Re:[24067] [24066] [24065] [24064] [24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:ゴト 投稿日:2017/07/25(Tue) 15:14  

> > >  今の混乱は、根本のところは百年前と変化がないように思います。ただ、百年前に比べると衣食住が足りて、それ以上の欲求・願望(観念)が肥大化しているようです。
> > >
> > >  これに核兵器による恐怖の肥大化が加わっているようです。
> > >
> > >  韓国が人質としてある限り、北朝鮮への先制攻撃は不可能とのことです(先制核攻撃しても、国境付近からの長距離砲とミサイル弾の反撃は完全に防ぐことはできず、最低でも50万人の韓国人の犠牲が生ずるとのことです:これが中東諸国との差異とのことです:中東では砂漠が、この反撃に対する防波堤となっているようです)。
> > >
> > >  そのような中で、世界のリーダー的存在の諸国において、腐敗や閉塞感により、破壊的な選択が起きているように感じます。
> > >
> > >  時間の世界が腐敗や閉塞に繋がることに気づき、時間の世界以外の世界(クリシュナムルティの世界)が存在することを知り、これが混乱の世界で生き抜く知恵であることを知ること。
> > >
> > >  私には、これくらいしか思い浮かびません。
> >
> >
> > 私の疑問にコメントありがとうございます。
> >
> > 科学、あるいは工業的知識に起因するところは大いに進化?したのですが、心理的には動物と大差なく、知的発達についていけなくなっているという感じですね。
> >
> > もっとも社会的変化の大きさは目を見張るようなところがあります。人口が増えただけでなく、情報も物流も世界が密につながりだしました。
> >
> > その中で格差も、国という規模においても拡大し、先進国の中でも総中流階級とは思えず、人心は落ち着きがありません。
> >
> > 心の安定という事を知るだけでもKを読む甲斐があるという事ではありますが、それが個人的な限界内のみであるのなら、大した価値はないでしょう。
> >
> > 政治も経済もピリリと引き締まるような獅子吼は出ないものかと思うのですが、自分に出来なくてはしょうがない。
>
>
>  とにもかくも生き延びることが肝要に思います。
>
>  ボームとの対話で、「人生には意味がない(旨)」が述べられています。ただし、もしも、永遠に、この時間の世界が続くならば!とボームもクリシュナムルティも述べています。
>
>  すなわち、未来の人類において、時間の世界からの脱却が成されるのであれば、今の私たちの人生は、意味を有するということです。
>
>  人類が魚類からほ乳類と進化したのならば、人類が時間の世界から時間の無い世界へと進化したことになるということです。
>
>  だから、たかだか心理的安定に資するというクリシュナムルティ理解による個人的な限界内の出来事が、生き残りに役立つならば、これは未来に種(ホモサピエンス)を繋ぐという、大きな役割を担っているのではないでしょうか。
>
>  最小限の衣食住&クリシュナムルティで豊に生き延びることができるのです。種を未来に繋ぐ。


個人が心の安定という事を単なる大きな収入の確保とい事でなく、過去のものからの解放、生に直面して生きることの中に見出すならそれは非常に大きなことです。

それは人類に生じたことであるのですが、実際は、Kはもちろんとして、他のかなりの個人にも生じているという事なのでしょう。

それは人類の総数から見れば取るに足りない数かもしれません。しかしすべてはそこから始まるのでしょう。その少数の人から始まって人類の脳にどのように発火していくか。たぶんそれはその時代の社会状況からして起こる創造的な過程によるので、予想の圏外にあるのかもしれません。

それでも、一個の国家が大きく変わるときは何が動くのか、どのようなことが起こるのか、そして世界の国家が動くときは何が起こっているのかを理解しようと私の心は動きます。

私は国民一人一人の立場とつながりを、人間の1000億あるニューロンのつながりとその発火、あるいは抑制の機能になぞらえて考えてみるのがとても面白いのです。


[24067] Re:[24066] [24065] [24064] [24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/25(Tue) 09:29  

> > > 人は科学を発展させる能力を持つに至ったことは結構として、今の混乱は何が起こっているのかな???
> > >
> > > 観念、イメージを追いかけるという事が問題とすれば、人はどうすればいいのでしょう。簡単には手放さない気がする。
> >
> >
> >  今の混乱は、根本のところは百年前と変化がないように思います。ただ、百年前に比べると衣食住が足りて、それ以上の欲求・願望(観念)が肥大化しているようです。
> >
> >  これに核兵器による恐怖の肥大化が加わっているようです。
> >
> >  韓国が人質としてある限り、北朝鮮への先制攻撃は不可能とのことです(先制核攻撃しても、国境付近からの長距離砲とミサイル弾の反撃は完全に防ぐことはできず、最低でも50万人の韓国人の犠牲が生ずるとのことです:これが中東諸国との差異とのことです:中東では砂漠が、この反撃に対する防波堤となっているようです)。
> >
> >  そのような中で、世界のリーダー的存在の諸国において、腐敗や閉塞感により、破壊的な選択が起きているように感じます。
> >
> >  時間の世界が腐敗や閉塞に繋がることに気づき、時間の世界以外の世界(クリシュナムルティの世界)が存在することを知り、これが混乱の世界で生き抜く知恵であることを知ること。
> >
> >  私には、これくらいしか思い浮かびません。
>
>
> 私の疑問にコメントありがとうございます。
>
> 科学、あるいは工業的知識に起因するところは大いに進化?したのですが、心理的には動物と大差なく、知的発達についていけなくなっているという感じですね。
>
> もっとも社会的変化の大きさは目を見張るようなところがあります。人口が増えただけでなく、情報も物流も世界が密につながりだしました。
>
> その中で格差も、国という規模においても拡大し、先進国の中でも総中流階級とは思えず、人心は落ち着きがありません。
>
> 心の安定という事を知るだけでもKを読む甲斐があるという事ではありますが、それが個人的な限界内のみであるのなら、大した価値はないでしょう。
>
> 政治も経済もピリリと引き締まるような獅子吼は出ないものかと思うのですが、自分に出来なくてはしょうがない。


 とにもかくも生き延びることが肝要に思います。

 ボームとの対話で、「人生には意味がない(旨)」が述べられています。ただし、もしも、永遠に、この時間の世界が続くならば!とボームもクリシュナムルティも述べています。

 すなわち、未来の人類において、時間の世界からの脱却が成されるのであれば、今の私たちの人生は、意味を有するということです。

 人類が魚類からほ乳類と進化したのならば、人類が時間の世界から時間の無い世界へと進化したことになるということです。

 だから、たかだか心理的安定に資するというクリシュナムルティ理解による個人的な限界内の出来事が、生き残りに役立つならば、これは未来に種(ホモサピエンス)を繋ぐという、大きな役割を担っているのではないでしょうか。

 最小限の衣食住&クリシュナムルティで豊に生き延びることができるのです。種を未来に繋ぐ。


[24066] Re:[24065] [24064] [24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:ゴト 投稿日:2017/07/24(Mon) 23:16  

> > 人は科学を発展させる能力を持つに至ったことは結構として、今の混乱は何が起こっているのかな???
> >
> > 観念、イメージを追いかけるという事が問題とすれば、人はどうすればいいのでしょう。簡単には手放さない気がする。
>
>
>  今の混乱は、根本のところは百年前と変化がないように思います。ただ、百年前に比べると衣食住が足りて、それ以上の欲求・願望(観念)が肥大化しているようです。
>
>  これに核兵器による恐怖の肥大化が加わっているようです。
>
>  韓国が人質としてある限り、北朝鮮への先制攻撃は不可能とのことです(先制核攻撃しても、国境付近からの長距離砲とミサイル弾の反撃は完全に防ぐことはできず、最低でも50万人の韓国人の犠牲が生ずるとのことです:これが中東諸国との差異とのことです:中東では砂漠が、この反撃に対する防波堤となっているようです)。
>
>  そのような中で、世界のリーダー的存在の諸国において、腐敗や閉塞感により、破壊的な選択が起きているように感じます。
>
>  時間の世界が腐敗や閉塞に繋がることに気づき、時間の世界以外の世界(クリシュナムルティの世界)が存在することを知り、これが混乱の世界で生き抜く知恵であることを知ること。
>
>  私には、これくらいしか思い浮かびません。


私の疑問にコメントありがとうございます。

科学、あるいは工業的知識に起因するところは大いに進化?したのですが、心理的には動物と大差なく、知的発達についていけなくなっているという感じですね。

もっとも社会的変化の大きさは目を見張るようなところがあります。人口が増えただけでなく、情報も物流も世界が密につながりだしました。

その中で格差も、国という規模においても拡大し、先進国の中でも総中流階級とは思えず、人心は落ち着きがありません。

心の安定という事を知るだけでもKを読む甲斐があるという事ではありますが、それが個人的な限界内のみであるのなら、大した価値はないでしょう。

政治も経済もピリリと引き締まるような獅子吼は出ないものかと思うのですが、自分に出来なくてはしょうがない。


[24065] Re:[24064] [24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/24(Mon) 15:57  

> >  『境界を越える英知』p5 より引用
> >
> >  みなさんがこんなことを試したことがあるかどうか、わたしは知りません。それは、この話し手が何を言うにしても、その言葉を聞いて、そこに真理を見出すことです。知的にではなく、また、それなりの疑いを抱きつつ、というだけでもなく、同時に、いかなる抵抗もなしに聞くのです――それは、受け入れるという意味ではなく、非常に深く、大いなる注意とともに聞くことを意味しており、そのときには、聞くという行為そのものが、脳のパターンを全面的に解体するのです。(出典:1980.7.17 ザーネン・トーク)
> >
> >  − − − 以上引用 − − −
> >
> >  反応は自我を増幅させ、行為は自我を弱らせる(脳のパターンの解体)。これは、『真理の種子』あとがき にも触れられていたことです。
> >
> >  この「聞く」は「見る」にも当てはまることと察します。
> >
> >  以前、ゴトさんは、国会中継だけは抵抗なく「聞く」ことに苦労した旨を述べられていました。
> >
> はい、そうです。興味を持っているのですが聴くに堪えなくなって、ついにはスイッチを切るという感じでした。
>
> >  ゴトさんが「見る」・「聞く」に入っているときには、脳のパターン(条件付け)の解体が起こっているのでしょうか・・。
> >
> 解体が起こっているかどうかはわかりませんが、反応・判断なしに聞く状態が生じているわけです。普通の判断や解釈、あるいは非難正当化が起きている意識状態と違っています。
>
> >  解放とは、「見る」・「聞く」という行為だけで完結するのかもしれません。
> >
> そうかもしれませんね。心理的思考が起こってもそれはただ知覚されています。
>
> >  『真理の種子』でクリシュナムルティは述べています。
> >
> >  「自由」とは、私が好きなことをする自由ではない。あくせくとせかされ、駆り立てられて活動することから免れる自由であると。
> >
> >  解放とは、そのような自由を得ることであり、これが生の解放のようです。「見る」・「聞く」が即、解放であり、ゴトさんが述べる無意識性あるいは空の境地でしょうか。
>
> ここなんですが、哺乳類のような高等動物は知覚が脳の中で人間と同じようにニューロンのネットワークの中を駆け巡っているのは確かだと思いますが、それは無意識性というか、意識があると言ったらいいのか、そこがわかりません。
>
> 国会中継はそのように見ることができなくとも、山や海に行ってただ景色を見、波の音を聞いている時は動物のような意識状態なのかもしれません。
>
> 国会中継もそのように見ているなら、>――それは、受け入れるという意味ではなく、非常に深く、大いなる注意とともに聞くことを意味しており、そのときには、聞くという行為そのものが、脳のパターンを全面的に解体するのです、−−
>
> つまり、非難正当化のパターンは解体されるのかもしれませんね。
>
> 人は科学を発展させる能力を持つに至ったことは結構として、今の混乱は何が起こっているのかな???
>
> 観念、イメージを追いかけるという事が問題とすれば、人はどうすればいいのでしょう。簡単には手放さない気がする。


 今の混乱は、根本のところは百年前と変化がないように思います。ただ、百年前に比べると衣食住が足りて、それ以上の欲求・願望(観念)が肥大化しているようです。

 これに核兵器による恐怖の肥大化が加わっているようです。

 韓国が人質としてある限り、北朝鮮への先制攻撃は不可能とのことです(先制核攻撃しても、国境付近からの長距離砲とミサイル弾の反撃は完全に防ぐことはできず、最低でも50万人の韓国人の犠牲が生ずるとのことです:これが中東諸国との差異とのことです:中東では砂漠が、この反撃に対する防波堤となっているようです)。

 そのような中で、世界のリーダー的存在の諸国において、腐敗や閉塞感により、破壊的な選択が起きているように感じます。

 時間の世界が腐敗や閉塞に繋がることに気づき、時間の世界以外の世界(クリシュナムルティの世界)が存在することを知り、これが混乱の世界で生き抜く知恵であることを知ること。

 私には、これくらいしか思い浮かびません。 


[24064] Re:[24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:ゴト 投稿日:2017/07/24(Mon) 12:13  

>  『境界を越える英知』p5 より引用
>
>  みなさんがこんなことを試したことがあるかどうか、わたしは知りません。それは、この話し手が何を言うにしても、その言葉を聞いて、そこに真理を見出すことです。知的にではなく、また、それなりの疑いを抱きつつ、というだけでもなく、同時に、いかなる抵抗もなしに聞くのです――それは、受け入れるという意味ではなく、非常に深く、大いなる注意とともに聞くことを意味しており、そのときには、聞くという行為そのものが、脳のパターンを全面的に解体するのです。(出典:1980.7.17 ザーネン・トーク)
>
>  − − − 以上引用 − − −
>
>  反応は自我を増幅させ、行為は自我を弱らせる(脳のパターンの解体)。これは、『真理の種子』あとがき にも触れられていたことです。
>
>  この「聞く」は「見る」にも当てはまることと察します。
>
>  以前、ゴトさんは、国会中継だけは抵抗なく「聞く」ことに苦労した旨を述べられていました。
>
はい、そうです。興味を持っているのですが聴くに堪えなくなって、ついにはスイッチを切るという感じでした。

>  ゴトさんが「見る」・「聞く」に入っているときには、脳のパターン(条件付け)の解体が起こっているのでしょうか・・。
>
解体が起こっているかどうかはわかりませんが、反応・判断なしに聞く状態が生じているわけです。普通の判断や解釈、あるいは非難正当化が起きている意識状態と違っています。

>  解放とは、「見る」・「聞く」という行為だけで完結するのかもしれません。
>
そうかもしれませんね。心理的思考が起こってもそれはただ知覚されています。

>  『真理の種子』でクリシュナムルティは述べています。
>
>  「自由」とは、私が好きなことをする自由ではない。あくせくとせかされ、駆り立てられて活動することから免れる自由であると。
>
>  解放とは、そのような自由を得ることであり、これが生の解放のようです。「見る」・「聞く」が即、解放であり、ゴトさんが述べる無意識性あるいは空の境地でしょうか。

ここなんですが、哺乳類のような高等動物は知覚が脳の中で人間と同じようにニューロンのネットワークの中を駆け巡っているのは確かだと思いますが、それは無意識性というか、意識があると言ったらいいのか、そこがわかりません。

国会中継はそのように見ることができなくとも、山や海に行ってただ景色を見、波の音を聞いている時は動物のような意識状態なのかもしれません。

国会中継もそのように見ているなら、>――それは、受け入れるという意味ではなく、非常に深く、大いなる注意とともに聞くことを意味しており、そのときには、聞くという行為そのものが、脳のパターンを全面的に解体するのです、−−

つまり、非難正当化のパターンは解体されるのかもしれませんね。

人は科学を発展させる能力を持つに至ったことは結構として、今の混乱は何が起こっているのかな???

観念、イメージを追いかけるという事が問題とすれば、人はどうすればいいのでしょう。簡単には手放さない気がする。


[24063] 脳のパターンを全面的に解体する 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/24(Mon) 10:02  

 『境界を越える英知』p5 より引用

 みなさんがこんなことを試したことがあるかどうか、わたしは知りません。それは、この話し手が何を言うにしても、その言葉を聞いて、そこに真理を見出すことです。知的にではなく、また、それなりの疑いを抱きつつ、というだけでもなく、同時に、いかなる抵抗もなしに聞くのです――それは、受け入れるという意味ではなく、非常に深く、大いなる注意とともに聞くことを意味しており、そのときには、聞くという行為そのものが、脳のパターンを全面的に解体するのです。(出典:1980.7.17 ザーネン・トーク)

 − − − 以上引用 − − −

 反応は自我を増幅させ、行為は自我を弱らせる(脳のパターンの解体)。これは、『真理の種子』あとがき にも触れられていたことです。

 この「聞く」は「見る」にも当てはまることと察します。

 以前、ゴトさんは、国会中継だけは抵抗なく「聞く」ことに苦労した旨を述べられていました。

 ゴトさんが「見る」・「聞く」に入っているときには、脳のパターン(条件付け)の解体が起こっているのでしょうか・・。

 解放とは、「見る」・「聞く」という行為だけで完結するのかもしれません。

 『真理の種子』でクリシュナムルティは述べています。

 「自由」とは、私が好きなことをする自由ではない。あくせくとせかされ、駆り立てられて活動することから免れる自由であると。

 解放とは、そのような自由を得ることであり、これが生の解放のようです。「見る」・「聞く」が即、解放であり、ゴトさんが述べる無意識性あるいは空の境地でしょうか。


[24062] Re:[24061] 無題 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/24(Mon) 09:23  

> ヒトの持つ問題は何か、Kの説いたところは何かは大きな問題で一筋縄ではいかない。
> そこで、問いを換え、ギリシャ的精神とインド精神の心の在り方の違いについて考えてみましょう。
>
> ギリシャ精神は理性的、意識的、知的自己が、無意識的・獣的な部分を、教化・馴致し、支配する社会を築くというものである。
> これは日本人でも皆かなり知っているのではないかと思う。
>
> インド精神においては、心神合一というか忘我の境地が原始の自然・環境の中で心の平穏を与える境地と認識され、それを中心において社会が構成された。
>
> ただし、この境地は祭文の詠唱、ソーマ、食事ほかの行によって、人の側から招くことの出るものであった。
> これらの人為性はKによって否定されていることは明白でしょう。
>
> ここで、意識性と無意識、あるいは空の境地が大きな差を持つものとして登場するが、これが何であるのかは、心理学の意識、無意識に捉われることなく、よく理解する必要があると思う。


 はい。

 特にクリシュナムルティ理解を通じての理解が重要に感じています。

 すなわち自己理解、自己認識、自己開示の先にある、招くことのできないものとしての「空」等々。

 これに対して、坐禅等々の人々を見ていると、自己理解よりも「空の境地」等々の理解に力点が置かれているように感じます。小悟何回、大悟何回、最終の悟り、等々。悟りの階段のどのレベルにいるのか・・等々。

 これに対してクリシュナムルティは、空の理解は副次的なものであり、自己理解が最優先であるとして説いているように感じます。

 これほど禅が普及している本国において、禅に取り組む者が、なかなかクリシュナムルティに入ってゆかない。あるいは、すこし入って、その難解さゆえに、興味・感心を萎えさせてしまう。読み込まない。

 私の個人的見解としては、禅に取り組む者でクリシュナムルティに触れても、そこに深く入ってゆかない者は、自己理解よりも悟りの獲得に重点を置いているように思います。


[24061] 無題 投稿者:ゴト 投稿日:2017/07/23(Sun) 14:18  

ヒトの持つ問題は何か、Kの説いたところは何かは大きな問題で一筋縄ではいかない。
そこで、問いを換え、ギリシャ的精神とインド精神の心の在り方の違いについて考えてみましょう。

ギリシャ精神は理性的、意識的、知的自己が、無意識的・獣的な部分を、教化・馴致し、支配する社会を築くというものである。
これは日本人でも皆かなり知っているのではないかと思う。

インド精神においては、心神合一というか忘我の境地が原始の自然・環境の中で心の平穏を与える境地と認識され、それを中心において社会が構成された。

ただし、この境地は祭文の詠唱、ソーマ、食事ほかの行によって、人の側から招くことの出るものであった。
これらの人為性はKによって否定されていることは明白でしょう。

ここで、意識性と無意識、あるいは空の境地が大きな差を持つものとして登場するが、これが何であるのかは、心理学の意識、無意識に捉われることなく、よく理解する必要があると思う。


[24060] Re:[24059] 無題 投稿者:宮啓 投稿日:2017/07/23(Sun) 09:16  

> アリストテレスの「政治学」の中から欲望について取り上げます。
>
> 実際的な欲求はその用を満たすとそれで終わりで済むが、願望(デザイア)という事になると、財がその代表的なものですが、とめどもないことになりやすく、これは国家の姿をゆがめる。
>
> それゆえ、国家はそれを抑制する徳を備えている必要があり、国民も節制の徳を備えるようでなければならないし、それがよい国家であると説かれています。
>
> ギリシャの昔からこのことは明快に説かれていたことに驚くとともに、確かに現代でもこのことは変わってはいない、いまだ問題のままだと思います。
>
> そこには言葉と意識、イメージを使うようになったヒトの、動物とは違う独自性があるのでしょう。
>
> それに複雑な社会の諸組織からなる国家組織を創り出す試行錯誤の過程が、文明、文化の発達と相互に作用しながら世界的に進行している現代であるのでしょう。
>
> それ以前の動物の段階ではコズミックな秩序があった。そこでは本能的な欲求は脳の偏桃体によって抑制されていたし、その存在のままに生ききるしかなかった。
>
> さて、ヒトも、自分自身の創り出す文明、文化の目まぐるしい進化との相互作用の中で、個々人は、あっとかうっとかもがきながら与えられた日々を生ききるしかないように思うが、そこで問題は何だろう?Kは何を説いたのだろう?


 一人の人間の根本的変容は、人類全体へ影響を与える旨がクリシュナムルティによって述べられています。

 そのような変容が、ひとつずつ積み上げられてゆくことが、唯一の過程かもしれません。

 誰もクリシュナムルティを読まないとつぶやかれながら、しかし、毎年、新刊が出ている。

 大野純一氏は、ご高齢となっているが・・、しかし、後輩たちが翻訳を続けている。

 このコツコツとした生命のような流れは絶えないのかもしれない。


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